2016年度母親講座・第6回目「ぶり返しながら”気力・体力”がついてくる何年もの道のり」
タイトルは「ぶり返しながら『気力体力』がついてくる何年もの道のり」。
本日も30名を超えるお母さん方がご参加くださいました。
北関東からお見えになった方含め、初参加の方も2名いらっしゃいました。
ひきこもりからの回復は、一朝一夕とは参りません。タイトルを言い換えれば、「『気力体力』は、(何年も)ぶり返しながら、身についてくる」と考えていただくのが良いかと思います。
(SCSでもそうですが)ひきこもり支援では、ひきこもっていた我が子が動き出すと、親が油断して、無条件肯定を止めたり、講座に来なくなったりするケースがあります。
そうすると何が起こるかというと、エネルギー切れした青年はひどい様相を呈してぶり返し、大概は元の状態よりも深くひきこもる訳です。そうして、知らぬ間に、親子ともに負のスパイラルの入り口に立つことに…。
余談ですが、初参加の方に自己紹介をしていただきました。その際にグッとこみ上げるものがあったようで、長いこと誰にも言えず来られた苦しみと葛藤が伝わって参りました。
大勢の前で安心して涙を流せる、安全安心な場を提供できるのもSCSの勉強会の魅力かと思います。
『まずは親から』をというこのメソッドの大切さと確実さに、多くの人が気がついてくれると良いなと心から願います。
SCSカウンセリング研究所の”ひきこもり・不登校:勉強会”は日本で唯一のプログラムであり、その背景にはひきこもり支援25年の実践から導き出されたメソッドと事例が多く含まれてます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。
スタッフ F.Y
スタッフ T.M