2016年度 母親講座 第16回「親も子も他者基準から自分基準へ」
だいぶ秋らしい陽気になってきましたね。
今回も沢山のお母様方がご参加くださいました。
テーマは「親も子も他者基準から自分基準へ」。
この言葉って敏感に反応される方と、「だから何?」と全く気にならない方とがいらしゃるようです。
ただ、この辺をしっかり考えるてみることって、人生に大きな違いを生む気がしてなりません。
「自分基準を作るとは」すなわち、「自分を持つこと」。
逆説的に考えると、「他者基準で生きる」とは「自分を持たないこと」になるかと。
人によっては「他者基準で生きること」に疑問もなくスイスイと生きれてしまう人もいるのも事実。ですが、ひきこもる青年はそれができず、多くのひきこもりの青年は「自分を持つこと」もできないので苦しいわけです。
ここで親御さん方にお聞きします。
親として、子に対して「今後も、他者基準で生きる」ことを望みますか?
それとも、子に対して「今後は、自分基準で生きる」ことを望みますか?
もし、ひきこもっている我が子に後者を望むのであれば、一番最初にその意味を持って伝えていけるのは誰でしょうか?
もし現状、親御さんにそれを伝える力がないのでしたら、一番最初に学び始めることができるのは誰でしょうか?
そもそも、どうやったら「人は自分基準で生きられる」でしょうか?
こういったことを考え、皆で話し、取り組んで「(親も)育っていただく」のが、SCSの母親講座です。
ぜひ、共に参りましょう。
スタッフ T.M
スタッフ Y.F