2016年度 母親講座 第19回「生きる本能とトラブルはハッピーセット」
お気楽なタイトルですが、 この意味を理解すると 「トラブル=困った事」という図式から解放されるのでは?
例えば 子どもが部屋にこもって何も話さない、 困った困った、という親御さんがいるとしましょう。
ところが、
いざ子どもが吐き出しを始めると 「何だか分からないけが過去の同じ話しを何時間でも何度も何度も繰り返す、 それも身に覚えがない、覚えがあっても事情があったのに‥ 困った困った‥」となる。
黙っても、話しても親は困る。
子どもは一体どうしたらいいのでしょうか?
この場合、トラブルとは「親にとって都合の悪い事象」を意味します。
子どもにとっては意味のある事なのに 親の都合でトラブルという単語に変換されるのです。
長い年月をかけて 言いたかったこと、
言えなかった真実を
やっと親に投げかけた時に 黙って(むしろありがたく)受け取ってくれたなら 、子どもはどんなにか安心するでしょう。
「でも ~」「だって~」という接続詞で返されたら やっぱり親に言ってもしょうがないと感じると思うのです。
どんな変化球でもカーブでも黙って受け取る受け止める。
子どもは気の済むまで投げ続け 親は無条件肯定で受け止めていくうちに、 それは【過去】になります。
たまには失敗する時もあります(スタッフでさえも!)
トラブル(親にとっての都合の悪い事象)が起こった時には 「あ~、自分(親)はそれだけの力がついたんだ!」と 喜んで下さい。
なぜ喜んでいいのか、
SCSで一緒に学んでまいりましょう。
スタッフ Y.F