2017年度 第1回 おやじの会 「ひきこもり!SCSでは親の取り組みは必須」
今日は2017年 最初のオヤジの会(講座)でした。
新たな年度をスタートするにあたり、まずは参加したお父様に”お子様の様子とご自身の思い”を一人ひとりお話いただきました
”SCSに昨年から参加されてから子に起きた変化を語るお父さん”、”精神病圏の問題を兼ねたひきこもりから徐々に復活してきている手応えを語るお父さん”、”参加したばかりで戸惑いを隠せないお父さん”…
多様に語られるその内容ですが、みなさん穏やかに聞き入っておりました。
この一人ひとり語り、最初は戸惑う方もいらっしゃいますが(特に男性であるお父さんは<笑>)、同じ問題・課題に立ち向かうもの同士、話して良かったと後に聞かれることが多いのもまた事実です。
後半は、これまでSCSのカウンセリング・講座を欠かさず利用され回復した子を持つ親御さん、回復した青年自身から送られた年賀状が数多く紹介されました。
これらは、親御さんの地道な働きによって地に足のついた回復をされた人達です。
仕事続いてます・三大資格(内一つ)を取得し活躍してます・結婚して子供います・マイペースでやれています… etc。
何年たっても年賀状が来るというのは、それだけ当時は厳しい事もあって、回復した今、しみじみと感じるところなのかも知れません。
現在講座に通われている親御さん達はきっと渦の中です。先のことが不安で見えず、講座やカウンセリングを受けていても、なかなか回復の実感は得られないのかもしれません。
・・・子供の変化も様々で、「(親に)頼れるかも?」と思えた親への反応は状態が悪くなったかと思える事もあります(希望が出てきたから不器用な想いを派手な行動・言動にして親に伝えることがあります)。
ひきこもりには、親の取り組みは必須。
確実に社会復帰・自己実現している青年達が、SCSにはおります。
スタッフ M.M
スタッフ T.M