2017年度 第6回 母親講座 「親が取り組むから出てくる反応」

ひきこもり支援をしておりますと、ある法則の様なものが浮き彫りになってくるものです。

 

それは、「子の変化の前に、必ず親の変化があるということ」。

 

逆に言えば、ひきこもる我が子に“ 自分の力 ”と“ 手持ちのカード(資源)”だけで復活を願う親御さんの場合はこじれたり、いたずらに長引いたり、それこそ何年も姿を見せないままだったりするケースが多い様に思います。

 

ひきこもっている我が子の問題を、他人の問題として考え、他人(支援者や医者)が直してくれるものだと考える方がまだまだ本当に多いことも感じます。

 

骨折や、虫歯ならばじっとしていれば、医者が直してくれる。

 

でも、ひきこもりは言ってみれば“ こころ ”の問題なので、(じっと休むことは必要なれど)放っておいて、無理やり動かしても、脅しても、責めてみても、右から左へ動くかもしれませんが根本的には何も解決はしないのです。

 

働くこと、学ぶことは、確かに尊いことかもしれません。

しかし、どちらにおいてもエネルギー、気力、心の体力は必要なのです。

 

この『心(こころ)』の体力はどうしたら充足されるのでしょうか?

  • 薬でしょうか?
  • お金でしょうか?
  • 仕事でしょうか?


親が取り組むと、様々な反応が出てくるのです。

逆に、親がとり組まなければ反応はないのです。

 

子の変化の前に、必ず親の変化があるということ

この言葉にはたくさんの背景が。

 

SCSで親御さんが取り組み出したら、20年口をきかなかった青年が話し出したケースもあります。

 

諦めではない復活、自己実現(夢)への復活を目指しませんか?

 

スタッフ 桝田智彦

 

5月14日(日)父母合同一日親の会
自己実現へ向かいだした青年が登壇し、今現在の心の有り様を話してくれます。
詳しくはコチラ

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