2017年度:オヤジの会 第7回「重要!「反抗・吐き出し・退行」に対応できますか?」
今年は雨が異常に続いた夏でしたね。
久しぶりに太陽が顔を出した8月20日、噴き出す汗をぬぐいながら20名近い親御さんが「オヤジの会」に参加して来られました。
今、子どもがまさに反抗、吐き出し、退行の状態や症状にあるご家庭や一歩抜け出た様子にある家庭、「うちはまだこれからなのか?」と首をかしげながら話しを聞いている親御さんなど様々でした…。
講師から「ぶり返しなく、治っていく家庭とは?」という質問が出され参加者同士が話し合い、聞き合い、考える時間がもたれました。
これまでの回復事例や意見がたくさん出て・・・
もともと元気で優秀で、周囲の期待に応えていた子が歩みを止めるまでにどれだけ自分らしさを抑えていたか。
自分の感覚を取り戻すのにどれだけ親を必要とするかが問われ、突然起こる退行についても話し合われました。
各家庭の話を聞いて、「うちの子もそんな風になるのかな。吐き出しとか退行とか聞いていたけれど、初めて様子がわかった」というお父さんも複数居られました。
見せかけでないひきこもりからの回復には、「親の的を射た、子への対応こそがカギ」です。
まさに“子が回復の途につき始めるや出してくる”、これらの症状「反抗・吐き出し・退行」を親がいかに肯定的に、いかに愛情を持って受け止めていけるかが重要なのです。
そして本当にここが難しい。
改めて参加者同士、確認する作業となりました。
スタッフ H . I