2018年母親講座 第12回『親の自己防衛、腹をくくる、さらけ出し度』
今日の母親講座も、暑い中たくさんのお母様お父様が参加されていました。
今回のテーマは、『親の自己防衛、腹をくくる、さらけ出し度』でした。
みなさんは、自分が自己防衛を使っているか、意識したことはありますか?
多くの人は、自分がどんな時に、誰に対して、どんな自己防衛を使っているのか自分では気がついていないのではないでしょうか……
誰でも、自分の都合の悪いことは隠しておきたいものだと思います。そういう時に、多くの人は自己防衛を使っています。
ひきこもりの人に向き合おうとする時、支援をするスタッフも、スタッフ自身の自己防衛を問われます。 ひきこもりの人は、感度のいい人が多く「ごまかし」がききません。
当然、親に対してはもっとシビアです。親は子から、親自身の自己防衛を問われます。
今日の参加者で話し合った自己防衛の中で、印象的だったものをいくつか挙げてみます。
- 自分を否定された時、畳みかけるように自己主張する。
- 聞こえないふり、なかったことにする。
- 泣いて、責める。
- 話をすり替える。
みなさんも、気がつかないうちに、使っていませんか⁈
SCSカウンセリング研究所では、親の成長をとても大切に考えています。
親の成長には、今日のテーマの『親の自己防衛、腹をくくる、さらけ出し度』が含まれます。親の成長の度合いを子は見極めながら、回復への道を歩んでいきます。
親が、自分ひとりで気がつき、そして成長をしていくのは、とても難しいことだと思います。
一緒に学ぶ仲間や、伴走するスタッフがいて、親が少しずつ成長することで、必ずひきこもりは回復に向かっていきます。
ぜひ母親講座に一度いらしてください。
(有料ではありますが、体験ができます。)
一緒に歩む仲間が、ひとりでも多くなることを楽しみにしています♪
スタッフ 坂本崇代