2019年 母親講座 第1回『ひきこもり、ニート、不登校の回復は親次第』
今年度最初の母親講座でした。とても寒い日でしたが、30人の方が参加され、新年への思いを新たにしました。
今回のテーマは、『ひきこもり、ニート、不登校の回復は親次第』でした。
親としては、耳の痛い、ドキッとさせられるテーマかもしれません。
子どもは、幼ければ幼いほど、親を頼りに生きています。親の価値観だけが世界のすべてという時期もあります。
親は子に対して、様々な気遣いをしていると思いますが……
ひきこもる人達は、子から親に対する気遣いの方が、はるかに上回ります。
親から子に対する気遣い < 子から親に対する気遣い
そのことに気がついているでしょうか…?
一般的にひきこもりは、マイナスなことと捉えがちだと思います。
SCSカウンセリング研究所では、ひきこもり=(イコール)とても大事な時間 と捉え、生きていくためにひきこもると考えます。
親が、ひきこもりをマイナス→プラスへ捉えるようになることで、沢山のことが起こります。
では、今、ひきこもっているお子さんが、親に対して、何を望んでいると思いますか?
後半ではそれを話し合いました。
親が子の気持ちを感じられるようになるには、トレーニングが必要だと考えます。
毎月2回の講座で、皆さん一旦立ち止まって、振り返って、考え、感じ、少しずつ子の気持ちをつかめるようになります。
子の心と繋がっていく……その先には、子が自分が自分でいいという方向に歩んでいく道が拓けていきます。
スタッフも、参加される皆さんと一緒に学び、歩みを進めていきたいと願っています。
皆さん1人ひとりにとって、今年がいい1年になりますように…♪
今年もどうぞよろしくお願いします。
スタッフ : 坂本崇代