2019年 母親講座 第3回『 親の無条件肯定的関心」これが回復の礎 』
今回のテーマは、『「親の無条件肯定的関心」これが回復の礎』でした。
心理学に馴染みのない方は、「無条件肯定的関心」という言葉は、聞きなれないかもしれません。
カール・ロジャースという来談者中心療法を作り上げた人の中核を成す言葉です。今日は、文献を読むところから始まりました。
その後、「無条件肯定的関心」を持った態度で、お互いの話を聴き合うワークをしました。
この聴き方は、簡単そうですが、なかなか難しいのです!
人の話を聞いていると、聞いている側も、心が動きます。そして、口を挟みたくなったり、自分の興味から質問したり、自分の話に変えたくなったりします。
話している人の気持ちにただただ寄り添って、話を聴くのには、コツがいります。
ひきこもりの子に対して、親がこの態度を身につけていくと、必ず子に変化が起きてきます。
親が自分の経験や価値観を子に押しつけるのではなく……子の側に立って、物事を見られるか、気持ちを理解できるかどうか、ここは大きな分かれ道になります。
SCSカウンセリング研究所の母親講座、父親講座では、いろいろな家庭で起きている変化を皆さんで共有させていただくことがあります。
誰でも、自分の家庭のことは客観的に捉えにくいものです。親どうし、スタッフも含めて、お互いの話を共有しながら、支え合って、日々取り組んでいます。
親の無条件肯定的関心は、最初の一歩であり、最後まで必要です。
講座は1回のみ体験ができますので、ぜひお気軽にいらしてください。(1回4320円かかってしまいますが…)
個別の方がいい方には、1回目無料面接もあります。
(お申込みは →こちら← から)
スタッフ : 坂本崇代