4月12～14日 三浦海岸でエンカウンター旅行が行われました。

SCSカウンセリング研究所のエンカウンター旅行は、主に親を対象に春と秋に2回開催しています。もちろん、ひきこもりの本人が参加することもあります。

何をするんだろう？と、多くの方は思われるでしょう。

 

  “エンカウンター”とは、“出会い”という意味があります。

 

 

2泊3日の限られた空間や時間の中で、様々なワークや、参加された人同士の話の聴き合いを行います。

その中には、人との出会い、場との出会い、ワークや言葉との出会いなど、様々な出会いがあります。

( 1日だけ、1泊だけの参加も可能です)

 

少しだけ、ワークの内容をお伝えすると…

 

 

ひきこもっている本人の状況を経験してみるワーク、家族関係を客観的に見つめるワーク、親自身の自己肯定感を上げるためのワークなど、その時の参加者の様子を見ながら、毎回内容を変えています。

 

参加している人が変わるたび、また席がえなどして話す人が変わるたび、ワークが進んでいくたびに、どんどん場の空気が変化し続けていきます。

 

その感じを言葉で言い表わすのは、とても難しいのですが……

 

例えるなら、空の景色が変化していくかのようです。一面の青空の時もあれば、流れが早い雲が出てきて、みるみる曇り空になったり、急に雨が降り出したり…

人と人との交流の中で、参加されたそれぞれの人の中に、気づきが生まれます。表情も柔らかく、明るくなっていきます。

 

 

 

スタッフも、たくさん学ばせていただく大切な時間を過ごします。

ひきこもりのあるご家庭は、子も親も、普段はそれぞれが四苦八苦して生活されていることと思います。

ひととき、別々の時間を過ごすことも、時には必要なのかもしれません。

 

次のエンカウンター旅行は、10月25日～27日に三浦海岸で行われます。また一人でも多くの方に出会えたらと、願っています。

 

 

また、 エンカウンター旅行は、SCSカウンセリング研究所に入会前の方、他の方もご参加いただけます。

お問い合わせをいただけたら幸いです。

 

スタッフ : 坂本崇代