『今だからできること:その3』
1ヵ月ぶりのブログになってしまいました。
東京は、東京アラートが出されています。コロナとの共存はまだまだ困難な時期ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか…。
SCSカウンセリング研究所では、
- 6月20日土曜から居場所を再開
- 6月21日日曜のオヤジの会から、親の講座を再開
させて頂くことに致しました。
3月から居場所と講座をお休みしていたのですが、面接は、電話や対面で継続していました。
面接の中で、コロナで自粛していたからこそ、気づきを得た方も多くいらっしゃいましたので、いくつかご紹介します。
まずは、親の声から。
- 自分も自粛してみて、初めて子の気持ちや状況を実感できた。
- 先がみえないことに対する不安感、焦燥感、苛立ち、を子と共有できた。
- 過去や未来ばかり見るのではなく、今現在が大事だと思った。
一方、子(青年)からも、いろいろな声を聴かせてもらいました。
- 自分はコロナだからといって、特に変わりない。むしろ周りもひきこもっているから、落ち着いていられる。
- 情報に振り回されないように、自分で調整して情報収集している。
- 家の人も家にいたから、一緒に断捨離をした。
- 家族と一緒に過ごす時間が増え、お互いのことがわかった。
いろいろな方のお話をお聴きしていると、一見、ピンチに見えることも、チャンスだと感じます。
これからも、コロナ前の生活と全く同じ状態に戻るには、まだまだ時間がかかるかもしれません。
むしろ、新しい生活を創っていくつもりで、新たな日常の生活を模索していく必要があるでしょう。
人と人との距離(物理的にも、心理的にも)、働き方、学び方、生活の仕方……などなど、価値観が大きく変化する途中だと思われます。
ひきこもりの人や、弱者の視点が生かされるチャンスになるかもしれません。
すこしずつでも、すべての人にとって、「生きやすい」「暮らしやすい」世界にしていきたいと願っています。
その入口は、相手の存在を全面的に肯定していく、SCSカウンセリング研究所の考え方がとても役に立つと思うのです。
今後も関わっている方々と共に、歩みを進めていきます。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ本を読んでみてください→こちら←
初回面接に興味のある方は→こちら←
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
スタッフ : 坂本崇代