2020年母親講座19回『自分に正直に生きる我が子に惚れ惚れ』
今回はコロナの感染拡大の影響もあり、やや少なめの参加人数となりました。
テーマは『自分に正直に生きる我が子に惚れ惚れ』。
私は居場所の” いっぽ “を担当していますが、元気になると、青年達が正直になってくるのを目の当たりにしています。
自分のその時の感情に正直ですし、率直で、まっすぐに言いたいことを言ってくるようになります。
多くのひきこもりの方がいる家庭では、親が”自分に正直に生きる“ができていないように思います。
ひきこもりにある人が、”自分に正直に生きる“ために、まず親が”自分に正直に生きる“を意識していくことが大切です。
前半では、カール・ロジャースの理論を紐解きながら、自分の子の中にはっとするものを見つけていく視点を学びました。後半は、事例を通して、学びを深めました。子が自分に正直になると、様々なことが起きてきます。
親にとっては思いがけないことや、理解しにくいこともありますが、すべて子にとっては大きな意味があります。
もともとは周りに合わせて、自分の感覚を使わなかった人達です。
家の中が安全で安心になり、自分の心に光を当て、表現し、親に受け止められると、家で自分に正直に生きるようになります。
それはやがて、外で正直に生きることに繋がります。
親も子も、”自分に正直に生きる”を目指していきましょう。
スタッフ:坂本崇代