4/16 『ひきこもりUXフェス』に参加してまいりました!
4月16日(土)に開催された「ひきこもりUXフェス」。
今回のテーマは「百人いれば百通りの生き方がある。だからそれぞれの『生存戦略』を見つけてほしい」。
そのために必要な、あれやこれを仲間に伝えよう!との工夫が会場全体に行き渡っていたと思います。
21の支援団体が一同に介したことも有意義でした。ステージトークにも趣向が凝らされていて、ゲストの方々が如何に生き延びてきたか、涙あり、笑いありの中で実感できました。
そんな中、我々SCSも支援団体としてブースを設置。多くの方が「SCSさんはどんなことをしているんですか?」と訪ねて来てくれました。
その中には都内や近県の方は勿論、北陸や中部・関西地方からも来られていました。
勇気を振り絞って1人で来た当事者の方や、元当事者で、今はピアサポーターとして活動している方、また「藁をもつかむ思いで来ました」という親御さん方とも話し合いを持つことができました。
「ひきこもっている子の問題って、実は親の生き方の問題でもあるんじゃないかな!」と意見が合った大学生の存在。親たちにもこの世界を理解してもらいたいなと、彼は感じているようでした。
また、家族以外の人との接触が何年もなく日々不機嫌そうな子どもに、どう対応したらよいか困っているという親御さんのお話も伺いました。
SCSは、居場所を提供すると同時に親御さんへの支援を進めています。むしろ、親御さんへの支援に重きを置いております。
「ひきこもりは自分を生き直す原点」。
綻びかけた親子の絆を取り戻し、伝えあえる親子関係の中でこそ、子どもはぶり返さない回復に向かうとお伝えしました。
親自身もまた、成長を促されることが必然であり、そのための学びやワークの場を開設しているのが、私たちの支援の特徴です。
あの日、発信した情報や表現が、必要としている方々に届きますように。
またお会いできますように!
スタッフ I.H
11:00~17:00開催場所:大田区産業プラザPiO