SCS居場所から:『フットサルの意味』と「ひきこもり支援」への思い。
今日2日はGWの狭間。
SCSはフットサルで盛り上がっていました。
少し暖かくなってきたので皆の汗の量も増えてきて、水分補給が大切な感じです。
今度の日曜日、フットサル大会に出場します。
前回は惜しくも2位!!みんな今回は優勝を狙って力が入っています。
今SCSでは月2回フットサル企画をしています。
「体 動かすっていいねーって!!」言われます。
勿論!! 普段使わな部分を使い、普段色んな事を考え・悩んでいる思考を緩ますいい物です。
チームスポーツには色々な側面もあると思って、SCSでは実施しています。
まず、フットサルチームのグループLINEがあります。
そこに来月の予定を入れ、前日にも実施のコメントを載せます。
参加、不参加の返信をする事・・・
たかがLINEの中ですがとても大切な練習だと思います。
仲間同士、バイトの中で、仕事の中で ツールは違うかもしれないですが、
このやり取り、実は凄く大事だと思います。
ゴール設置・壁保護のマットレス設置・終わってからのモップがけ。
これもやる人やらない人、やらなくてもやってる人へのねぎらいの言葉掛け。
実社会ではいろんな場面で遭遇する事!!
大事だと思います。
スポーツは理屈なく上手い下手が決まります。
上手い人は驕らず、物足りない事も多いけどそこをどう楽しむか、
いつ自分が下手な立場になるか分かりません。
下手な人はやる気を無くさずに分からないこと、出来ない事をどう表現するか。
どちらの立場でも相手の気持ちを察する動きとても大事です。
ゲームの中で、声を出して自分の存在を主張すること、
声を聞いてどう応えていくか。
チームプレーが上手くいった時・いかなかった時、
人がいい動きの時・失敗した時 、自分がその立場の時。
様々な状況が瞬時に起きます。
その時どう振る舞い表現するか、臨機応変。
とても大事です。
下手な人が上手くなろうと思う時、どんな方法を考えるか。
自分で地道に練習もあり。
上手い人に教わるのもあり、でも上手い人が年下の時どう教わるか・・・
実社会では必ずある事。
身につけておくこと大事です。
上手い人はそこでどう振舞って自分も楽しむことが出来るか、
気を使いすぎず上からにならず振舞う。
なかなか難しいけど大事です。
皆に言えるのは、どの場面どの立場でも表現する事が出来るか。
表現の仕方には幅があります、
どの表現かは選択です。
何通りもの選択です。
すごく大事。
SCSではこんな事を出来るように・・・って思って実施しています。
役所の人や親御さんはフットサル遊びと思う人が居ますが・・・
そこから学ぶこと沢山あると思います。
学生時代、バイトや仲間から自然と教わった事だと思います。
でも、SCSにいる青年は不登校だったり、
人との関わりを恐れ引きこもった人が来るのです。
こういうことで、練習したって良いじゃないですか!!
社会復帰のために。
大人や一般社会の人は自分が出来るから、
出来ない人を理解出来ないのかなー。
これって驕りだよなー(笑)
しかし1番大事なのは支援者がこれらの事を理解し実践できるか、
それも楽しく・・・
躾、軍隊式訓練にならずに!!
そこがもしかしたらこの世界(支援)のウィークポイントかも・・・
んー自戒をこめて。
スタッフ M.M