2016年度 母親講座 第10回「”ちゃんとひきこもる”とは」
「ちゃんとひきこもる」って、????
今ひきこもって居るから相談に来ているんじゃないか!
(もしくは、相談したいんじゃないか!)
…って思う人もいるかもしれません。
でも、「ちゃんとひきこもる」。
これこそが、SCSの基本理念のひとつだと思います。
ひきこもりに関係ない、大人や慈善団体等の人にひきこもりの青年について話を聞くと、少なからず(ひきこもりは) 怠け者・根性弱い みたいな事を言われます。
その時は、腹抱えて笑うの堪えますが…(笑)。
何故ひきこもったのか、彼らにとって(ひきこもることは)望んでいたことなのか、楽しそうなのか?…etc.。
少しだけ思い、考えをめぐらせばわかる事だと思います。
勿論、自らの価値観ではなく子供達の気持ちになってですが。
ましてや親子なら当然です。
必ずひきこもる事になった原因はあり、その原因・深さは想像を超える事が多いと思います。
それで、ひきこもった子供に親が出来ること・・・・・・ それは理解すること、見守ること、気持ち・心を回復させること。
それ以外に無いと!!
弱いと責める、怠けるなと責める、親が納得してないけど見守り無言で責める・・・子供からしたら親は責めダルマです。
もし足の骨折ったら、内蔵痛めたら、高熱でたら、安静に出来る限りの事はしてやろう、本人が心地良いようにって思えるのと同じだと。
心を痛めたら尚更安静に・・・
しっかりと「ちゃんと、ひきこもる」、それが1番確実で早いような気がします。
スタッフ M.M