2018年母親講座 第11回「無言・暴言・暴力・物破壊の理解を間違うと…」
本日の講座のテーマは「無言・暴言・暴力・物破壊の理解を間違うと…」。
ひきこもりや不登校では散見される事象かと思います。
この日はまさに今、ひきこもる我が子が「暴言・暴力・物破壊」を起こしていて困っているというご2家族が講座に参加されました。
まず、「無言・暴言・暴力・物破壊」の4種に共通するものは何か?
このことから参加者の皆さんに考えて頂きましたが…これがなかなか、答えが出てこないもの。
SCSのお母さんたちで出てこないのですから、きっと世の中一般の方々にはもっと答えが出てこないと(笑)。
その答えは「すべて意思」であると言うこと。
それでも、闇雲にこの4種は「医者・支援者・学校先生等に制止的介入」がなされます(特に暴言・暴力・物破壊)。
今日はそんな中でも見過ごされがちな「沈黙(緘黙)」について考えてみました。
なぜ、我が子は黙り続けるのか?「無言のわけ」。
参加者のお母さん、お父さんに考えて頂いたのは以下の通り…
- 親に遠慮している
- 自分の不甲斐なさに喋れない
- 親への諦め
- 言わなくても分かって欲しいというメッセージ
- どうせ分かって貰えない
- 殻にこもって自分をま守るため
- 言いたくない、言うのが面倒くさい
- 親と接触したくない
などなど。
これらはすべて当たっているのですが、我が子の「状態(ステータス)」によってその意味が違うのです。
「我が子が〇〇で黙っているのなら、〇〇と理解する」と言った感じです。
この読み解き方については、当日参加してくださった親御さんだけの特典とさせて下さい。
母親講座、父親講座ともにお試し参加頂けます。
日本で一番『心理学を使った「ひきこもり回復法」』に触れて頂けます。
スタッフ 桝田智彦