2018年母親講座 第8回『重要「反抗、吐き出し、退行」対応できますか? 』
今回の母親講座のテーマは、『重要「反抗、吐き出し、退行」対応できますか? 』でした。
このテーマを見て、どう感じられたでしょうか……?
私は初めて見たとき、「ずいぶん衝撃的なテーマだな」と感じました。
そして「反抗って?吐き出しって?退行って?なんだろう。対応しなくちゃいけないのか…?」と頭の中が?(ハテナマーク)だらけになりました。
今日の講座では、
- 親がきちんと取り組むと、ある時期になると必ず、子には反抗・吐き出し・退行が起こってくる。
- 出る順番や出し方は、それぞれいろいろ。
- このテーマを扱っている相談所はほとんどない。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ母親講座・父親講座に参加してみてください。有料とはなりますが、1回まで体験参加できます。
さらに後半では、『親の愛とは,どういうもと考えるか』について、みなさんで考え意見を出し合いました。
いろいろな意見が出て、聞きながらほろっとしたり、なるほど〜と思ったり、自分の心も動いたりしました。
その中のほんの少しだけ、ご紹介します。
- 見返りを求めない愛
- 自分の心のキャパシティを広げること
- 今はわからない、探している
- 大切にされていると子が感じられていること
- 信じてあげること
- 子どもの味方でいること
- 親自身が大人になる
- 子どもに幸せになってほしい(でも、親が思う幸せと、子が感じる幸せは違う)
- ……などなど。
いかがでしょうか…⁈
あらためて問われて、言葉にしてみると、どれにも重みや深みがあります。
それぞれの方の今まで生きてきた道のりや、日々の悩みや葛藤、子どものことを思う気持ちがじわじわと伝わってきて、こちらまであたたかい気持ちになりました。
ちなみに、SCS では、愛と心理療法の著者でありアメリカの精神科医:スコット・M・ペックの「愛の定義」を採用しています。
そうして、講座が終わった後は参加された方々の表情も少し柔らかくなって、とても寒い日だったのですが、会場もあたたかい空気に包まれているようでした。
SCSカウンセリング研究所では、親が愛を持って取り組んでいくことをとても大切に考えています。
医者でも、カウンセラーでも、薬でもなく、親にしか出来ないことがあるのです。
スタッフ 坂本崇代