2018年母親講座 第10回「こうなる子は親を守ってきた……実感ありますか?」
今回の母親講座のテーマは、「こうなる子は親を守ってきた……実感ありますか?」でした。
親としては、なんだかドキッとさせられるテーマですね。
おそらく、他の団体では出てこないテーマだと思われます。
今、昭和前半生まれの親の世代が過ごした時代とは、ずいぶん時代が変わってきました。
核家族化し、多様な価値観が生まれ、インターネットやSNSの普及によりコミュニケーションのあり方も大きく変化しています。
この時代の中で、不登校やひきこもりになる人達は「とても感度が高く繊細な人達」だと言えるのではないでしょうか。
家庭の中では、親が抱えるいろいろな事情や感情、思考をいち早く受け取り、自分のことよりも親のことを優先して、親のために生きてきたかもしれません。
そして社会の中でも、社会や学校や職場に自分を合わせ、まわりのことを優先して、生きてきたかもしれません。
常に自分に焦点を当てずにいると、あたりまえですが、苦しくなります。自分の意志がわからなくなります。
それがどこかのタイミングで、爆発したり、あるいは自分の中に溜め込んで症状として出たり、何らかの表現として出さざる得なくなります。
親は、そのことに気づいているでしょうか。
SCSカウンセリング研究所では、子が自分に焦点を当て、自分の意志を育てていくことを大切に考え、そのために親が取り組んでいきます。必ず、結果は付いてきます。
一緒に歩んでいきませんか…?
スタッフ 坂本崇代