2019年 母親講座 第10回『こうなる子は親を守ってきた……実感ありますか?』
前回に引き続き、多くの方が参加されました。
最近、新しい方が増え、お問い合わせも増えています。スタッフとしては、より一層、身の引き締まる思いでいます。
今回のテーマは『こうなる子は親を守ってきた……実感ありますか?』でした。
私自身も子育てをしているので、このテーマにはドキッとさせられます。
親が子の側に立って、今までのことや今のことを見られるようになると、少なからず、「この子は、私(親を)守ってきたんだな…」と感じることがあるのではないでしょうか。
もしかしたら…自分(親自身)も、その親を守っていたと気がつくかもしれません。
これらの気づきにたどり着くためには、親が、子が言ってきたこと、出している行動を無条件肯定で聴く、受け止めることから始まります。(もちろん暴力の場合には、限界設定もします)
以前、SCSを卒業していった青年が、「嘘でもいいから、親は子どもの言うことを一旦引き取ってください」というメッセージを残していきました。
つい、知らず知らずのうちに、親は自分達だけが正しくてまともだと思ってしまいがちです。
傷ついた人達(子ども達)が伝えようとしていることは、とても重要なのです。
繰り返しになりますが、親が子の心のそばにいて、子の心に寄り添うことから、回復は始まっていきます。
この親育ち・親子本能療法をもっと詳しく知りたい方は、
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スタッフ : 坂本崇代