2019年 母親講座 第11回『無言・物破壊・暴言・暴力・すべて良いきざし』
今回のテーマは、「無言」「物破壊」「暴言」「暴力」すべて良いきざし」でした。
SCSカウンセリング研究所の講座では、毎回、参加者同士で話す時間があります。
一人の人が話している間、相手は聴き手に徹します。ただただ話を聴き、相槌を動作や言葉で打ちます。
聴いていると、聴いている自分の心も動くので、質問したくなったり、自分の話をしたくなったりしますが、そういう自分の心を感じつつも、相槌を打つだけにします。
この聴き方が実はとても難しいのです!!
親がひきこもりの子の話を聴く時、この聴き方が求められています。
さて、ひきこもりの人には3つの共通項があると考えます。
- 感度がいい
- 頭がいい
- 優しい(自分を差し置いて、他人のことを優先する)
そして、自分を我慢し続けると、いろんな症状として出す場合があります。
逆の見方をすると、症状は自分を守っているものとも言えます。
親がそれを理解することで、今回のテーマにある言動~無言、物破壊、暴言、暴力~で表現されるようになります。
スタッフやカウンセラーなどの支援者は、所詮、他人です。親に対して、表現されるということがとても大事です。
親がいろいろ経験し、枠を広げ、受け取る力を付けましょうというのが、SCSカウンセリング研究所の考え方の基本です。
「心を見て、心を支え、心を育む」
SCSカウンセリング研究所の考え方を学びに、一度ぜひいらっしゃいませんか……?
親の講座は、有料(4320円)ですが、1回のみ体験できます。
ひとりでも多くの方に、この考え方が伝わり、幸せだと感じられる青年(子)が増えていきますように。
スタッフ : 坂本 崇代