2020年 母親講座 第3回『 焦りで直したものはぶりかえす、安らぎから治る道のり 』
今回はコロナウィルスの影響もあるのか……参加人数は少なめでしたが、みなさん熱心に参加されていました。
今回のテーマは、『焦りで直したものはぶりかえす、安らぎから治る道のり』でした。
SCSカウンセリング研究所は、前身団体として10年、SCSカウンセリング研究所になって22年目になります。
たくさんの事例が、回復への道のりを教えてくれています。ここに詳しく書けないのがとても残念ですが…。
親が取り組み始め、成長してくると、子は自分自身に正直になり、子は何度も親を試してきます。
子は、親が取り組むことだけでなく、取り組みの質を問いかけます。
「直す」は、「異常になったものを正常な状態に戻す」「今の状態から改善する」という意味があります。今の状態がだめだから、修正するという意味合いです。
一方で、
「治す」は、「病気や怪我を治療すること」「健康な状態にすること」という意味があります。
SCSカウンセリング研究所では、親が条件をはずして肯定していくことで、子の自尊心を育み治る道のりを進むと捉えています。
端的に言えば、わが子が“ ひきこもっているのは、間違い(問題)ではなく、「答え」”と考えます。
つまり、間違い(問題)を直すのではなく、安らぎを親が作り出すことで、子の力で治る道のりを進んでいくと考えます。
文章だけでお伝えするのは、とても難しいですね。ぜひ講座に一度足を運んでくださいと言いたいところですが……。
コロナウィルスの影響で、3月中の講座と居場所はすべて中止になりました。
なお面接は通常通りに行っています。
初回半額面接に興味のある方は→こちら←
1日も早く、今の状態が落ち着きますように……。
そしてこんな時こそ、私は、日々のあたりまえの生活を大切にして過ごしたいと思っています。
スタッフ : 坂本崇代