2020年母親講座11回『月の小遣いは薬。他に5回のプレゼントとは』
コロナ禍ですが、SCSでは6月20日より居場所と講座を再開致しました。
諸般の事情で、ブログ更新が遅くなってしまい大変恐縮です。
今回の講座は、80人定員の部屋に40人を上限にして、席の配置や換気にも細心の注意を払いながら行いました。19人もの方が参加されました。
テーマは、『月の小遣いは薬。他に5回のプレゼントとは』。
おこづかいに対する考え方は、SCSカウンセリング研究所の肝(キモ)とも言える部分です。おこづかいは積極的にあげて下さいと、言っています。
よく「ひきこもっている人におこづかいをあげたら、余計に動かなくなるのでは…」という不安の声をお聞きしますが……、SCSカウンセリング研究所では、おこづかいは経済活動の第一歩だと考えます。
ひきこもっている子にとって、お金があることは安心感に繋がり、その後が違ってきます。
子はお金を親の愛情の象徴として、受け取ります。
後半では、「もし自分が(子で)年5回のプレゼントをもらったらどう感じるか?」のテーマで、各自が紙に書き、3人でお互いに読み合い、全体でシェアしました。
常に人は、自分が普通だと思っていますが、自分の普通と他人の普通は違います。
話し合いの中で、違いがわかってきます。みなさん、自分の感じ方を知り、他の人の意見から新たな気づきを得ていました。
小さな気づきを積み重ねていけることが、講座の醍醐味でもあります。
日本人は、お互いの気持ちをあえて伝えあわない文化があります。そこをわかりやすく、親から子へ伝えるものとして、おこづかい(お金)があると考えます。
コロナ禍でも、諦めずに、できることを粛々と続けていきたいと思います。
体験での講座参加(お一人4400円、予約不要)もできます。
母親講座はコロナ中実施できなかった補講分として8月18日火曜日を追加しました。
講座について詳しくは→こちら←
スタッフ : 坂本崇代